ホワイトニングについて
ホワイトニングについてはこちらの動画をご覧ください。
「ホワイトニング」は、加齢、生活習慣、遺伝などによって黄ばんでしまった歯を、お薬の力で白く漂白(ブリーチング)する方法です。
以前は、歯を白くするには歯を削って白い歯をかぶせたり、歯の表面に付け爪のようなものを貼ったりする方法しかありませんでした。
しかし今では、ホワイトニング、つまり、歯の表面に過酸化水素を主成分としたお薬を塗って漂白する方法や、歯に合わせて作られたマウスピース状のトレーにジェル状の漂白剤を注入し、歯に装着する方法などにより、歯そのものの色を今よりも白くすることが可能となりました。
ホワイトニングとは
ホワイトニング剤の主成分に、「過酸化水素」と「過酸化尿素」があります。ホワイトニング剤によっては、この2つの両方を使用しているものもあります。これらの成分は一定の温度になると、「酸素」と「水」に分解されます。
この分解の時に発する酸素が歯の色素と結びついて、色素を分解します。併せて、この過程で生じる活性酸素が、歯の表面のエナメル質表層に光を乱反射させるように作用し、もともと黄色味の強い象牙質の色が透けて見えないようになるのです。
このように、ホワイトニングでは、口腔内で分解された酸素がエナメル質に浸透し、歯の色素(有機質)だけを分解して無色化させるため、象牙質の構造を変える事なく歯の色調を明るくする事ができます。
ホワイトニングの種類
- オフィスホワイトニング ・・・ 歯科医院で行います
- ホームホワイトニング ・・・ 自宅でご自身で行います
- デュアルホワイトニング ・・・ 上記の両方を行います
オフィスホワイトニング(歯科医院)
「オフィスホワイトニング」は、歯科医院で受けるホワイトニングです。歯科医師が口腔内をチェックした上で、歯科衛生士も担当して行いますので、安心であるというメリットもあります。
また、オフィスホワイトニングはその日のうちにホワイトニング効果が出ることが多く、過酸化水素濃度が高いホワイトニング剤を使用し、特殊な光をあてて行います。
より早く白さを実感できるのが特徴です。
当院のオフィスホワイトニング
当院ではビヨンドホワイトニングを採用しています。ビヨンドホワイトニングとは日本人の環境、歯に合った日本人の為に開発された日本で一番導入されているホワイトニングシステムです。
シェード(歯の色)の改善は、1回あたり5段階
歯の色の改善度には個人差がありますが、下記のガイドを基準として、1回あたり5段階程度の変化が平均です。
国内導入トップシェアのシステム
ビヨンドホワイトニングは強力なホワイトニング効果を維持しながら、有害な紫外線や過度な発熱を抑えた、安全な設計のもとに作られており国内約4,000件のクリニックに導入されています。
ビヨンドホワイトニングの流れ
ホームホワイトニング(ご自宅)
ゆっくり白くしていきますが、オフィスホワイトニングよりも色が後戻りしにくい特徴があります。
当院では、これまでのホームホワイトニング(型取りしてマウスピースを作製してジェルを入れて行うもの)と、新たにオパールエッセンスGOを採用しています。
当院のホームホワイトニング①
薬剤は自宅で行うこともあり、オフィスホワイトニングとは異なり低濃度の10%過酸化尿素や3%程度の過酸化水素を含む薬剤を使用します。
当院のホームホワイトニング②
オパールエッセンスGOの特徴
従来のホームホワイトニングでは、使用するマウスピースの作製が必要でしたが、オパールエッセンスGOでは型取りが不要です。既成トレイにホワイトニングジェルが充填され、口腔内の体温によって歯列に合わせて形が変形します。
- 効果が出やすい「過酸化水素6%」
- カスタムトレイ「作製不要」ですぐ始められる
- 自分で薬剤を注入する必要なし
- トレイの「お手入れ不要」
- 使用時間「1日90分」
- ミント味のフレーバー
- 保存は「冷蔵保存」
- オフィスホワイトとの併用で相乗効果
従来のホワイトニングとの比較
使用方法
メリット
- 使用後は捨てるだけという手軽さがあります
- 一般的なホームホワイトニングより30分も短い時間で終わります
- 自分のスキマ時間で手軽に歯を白くできます
デメリット
- 歯科医院でしか購入ができません
- 90分が確保できない方には不向きです
使用上の注意
使用中は強く嚙まない
トレイを指で押さない
就寝中は使用しない
指示された時間を超えての装着はしない
製品紹介YouTube
デュアルホワイトニング
ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを併用する治療法です。
持続性がありますので、長期的に歯を白くし続けたい方にはおすすめの方法です。
シェードガイドについて
歯の色の要素には、「色相」と「明度」があります。
歯の色は千差万別、人それぞれで、黄色っぽい色 であったり、グレーがかった色であったりなど多種多様ですが、このことを「色相」といいます。
色の明るさの段階を「明度」といい、これら「色相」と「明度」のより「色調」となっています。
「シェードガイド」は、それらを確認するためのツールです。