ホワイトニングについて

「ホワイトニング」は、加齢、生活習慣、遺伝などによって黄ばんでしまった歯を、お薬の力で白く漂白(ブリーチング)する方法です。

以前は、歯を白くするには歯を削って白い歯をかぶせたり、歯の表面に付け爪のようなものを貼ったりする方法しかありませんでした。

しかし今では、ホワイトニング、つまり、歯の表面に過酸化水素を主成分としたお薬を塗って漂白する方法や、歯に合わせて作られたマウスピース状のトレーにジェル状の漂白剤を注入し、歯に装着する方法などにより、歯そのものの色を今よりも白くすることが可能となりました。

ホワイトニングとは

ホワイトニング剤の主成分に、「過酸化水素」と「過酸化尿素」があります。ホワイトニング剤によっては、この2つの両方を使用しているものもあります。これらの成分は一定の温度になると、「酸素」と「水」に分解されます。

この分解の時に発する酸素が歯の色素と結びついて、色素を分解します。併せて、この過程で生じる活性酸素が、歯の表面のエナメル質表層に光を乱反射させるように作用し、もともと黄色味の強い象牙質の色が透けて見えないようになるのです。

このように、ホワイトニングでは、口腔内で分解された酸素がエナメル質に浸透し、歯の色素(有機質)だけを分解して無色化させるため、象牙質の構造を変える事なく歯の色調を明るくする事ができます。

オフィスホワイトニング(歯科医院)

「オフィスホワイトニング」は、歯科医院で受けるホワイトニングです。歯科医師が口腔内をチェックした上で、歯科衛生士も担当して行いますので、安心であるというメリットもあります。

また、オフィスホワイトニングはその日のうちにホワイトニング効果が出ることが多く、過酸化水素濃度が高いホワイトニング剤を使用し、特殊な光をあてて行います。

より早く白さを実感できるのが特徴です。

ホームホワイトニング(ご自宅)

「ホームホワイトニング」は、ご自宅などでご自身で行うホワイトニングです。

お一人おひとりの歯の形に合ったマウスピース(カスタムトレー)を歯科医院で作り、そのトレーの中にホームホワイトニング専用の薬剤を入れて、歯に毎日1~2時間連続して装着し、それを2週間から3週間ほど続けていく方法です。

薬剤は自宅で行うこともあり、オフィスホワイトニングとは異なり低濃度の10%過酸化尿素や3%程度の過酸化水素を含む薬剤を使用します。

ゆっくり白くしていきますが、オフィスホワイトニングよりも色が後戻りしにくい特徴があります。

デュアルホワイトニング

ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを併用する治療法です。

持続性がありますので、長期的に歯を白くし続けたい方にはおすすめの方法です。

シェードガイドについて

歯の色の要素には、「色相」と「明度」があります。

歯の色は千差万別、人それぞれで、黄色っぽい色 であったり、グレーがかった色であったりなど多種多様ですが、このことを「色相」といいます。

色の明るさの段階を「明度」といい、これら「色相」と「明度」のより「色調」となっています。

「シェードガイド」は、それらを確認するためのツールです。